漁師の娘の人妻と出会い、美味しい魚をごちそうになった高知出張

採れたての魚とかって食べたことありますか?僕は高知に行ったときに食べたカツオがほんとうに美味しくて、今でも強く印象に残っています。高知への出張は最初結構嫌だったんですけどね、なんせ田舎だし遠いし…というイメージでしたが、この美味しい魚があるということで、イメージも変わりました。

それと同時にもう一つ、ある女性と出会えるということで、高知へ行くのも楽しくなりました。それが人妻の漁師の娘だったんです。旦那さんも漁師、お父さんも漁師という漁師家庭に生まれ育った彼女は、潮の匂いのする高知が大好きだったようです。

ただ、結婚していながらもなかなか旦那さんも帰ってきません。当然、少し遠いところに漁に出ると、変えるのは何日も先、ということになります。だから僕はその時を狙って彼女のところに行っていたのです。出張の予定をできるだけコントロールしていました。

「ホントは良くないことなんだけど、寂しくて…」「仕方ないよ、こういう時もあるって。割りきって慰め合おうよ。旦那さんにはもちろん内緒だけど。」「うん、ありがとう。一応割り切りって形でお願いね。でも友達であるのは間違いないから。」そういって彼女との関係を重ねていったのです。

こうして彼女と会った次の日は朝市に一緒にいくことが多かったんです。少し遠くの市場にあえて行き、彼女と海鮮丼やカツオを食べました。この時においしい魚に出会って感動したのです。彼女は「こんなの普通だよ。もっと美味しい魚が1年に1回くらい上がったりするんだよ」と教えてくれました。そんな贅沢な魚、もし食べれるのなら食べてみたいです。

この関係はそれほど長くは続きませんでしたが、いい思い出になりました。今でもカツオを食べると思い出します。毎年、初ガツオを取り寄せて食べるときに、あの当時の思い出が蘇ってくる感じがして、少し切ない味がします。